サンプル③ 30代女性 Sさん
「契約社員として働いています。結婚したいのですが、相手が見つかりません。
35歳までに子どもが欲しいのですが、どうしたらよいですか?」
私へ
毎日、お仕事お疲れ様。立派にコツコツ仕事をこなしている姿は、自分ながらにかっこいいと思うよ。周りにも頼られ始めているよね。いつもありがとう。
毎日仕事を頑張っている中、ふとこのままでいいのかわからなくなって「結婚したいな」「子供がほしいな」と思っているよね。世間には「結婚適齢期」や「出産適齢期」があるらしくて、30代に差し掛かった私には他人事には思えないんだ。
でもね、突然だけど、「私の幸せ」ってなんだろう?本当にこれから結婚や子供を持つことが、私の幸せかを考えたことあるかな?
周りの人をよくみてほしい。「結婚=幸せ」だと胸を張って言える既婚者はどれぐらいいるかな?疲れた顔をして、結婚や出産を後悔している人がどれほど多くいるだろうって想像できるかな?
「結婚」や「出産」は幸せになる近道だと思い込んでいるのは、親の孫見たさの想いや、未来の働き手を確保したい世間の風潮が影響しているかもしれないよ?
一度立ち止まって社会の価値観を疑ってみないかな?
私の幸せは、その価値観の中にはないみたい。
ほら、私は「契約社員」で仕事に満足しているけれど、親は「そんな不安定な働き方はやめて正社員になれ」と言うじゃない?だから、少し恥ずかしい気持ちになって心が揺れ動いて、しまった時もあった。
でもやっぱり誰がなんと言おうと、私にはこの時間の融通がきく働き方が幸せなんだ。
やっぱり、人がいう「幸せ」って当てにならないものなんだね。
「私の幸せ」は私にしかわからないことなんだね。
だから、もう周りの雑音には耳を傾けなくてもいいみたい(笑)
私は、私の幸せを自分にだけ聞いてみよう。
静かな場所で優しく声をかけてあげよう。
「いつも頑張っている私、ありがとう。
実はもっともっとこれから幸せになっていきたいと思っているよ。
結婚して子どもを持つことを焦っていたけど、本当に結婚したい?
それはどんな人と結婚したいの?
子どもは本当にほしいのかな?」
自分との会話の中にこそ、私の「幸せ」の真実がある。
だから、この声を聞き逃したくはないんだ。
最後にもう一度言うよ。
「結婚」や「出産」が幸せにしてくれるわけではないんだ。
人は、自分の気持ちに沿った生き方をしている時にこそ幸せであるみたいなんだ。
「結婚」や「出産」が本当に自分の気持ちに沿った生き方なのか、
心の声を聞いてあげてね。
そして、どんな選択をしても
自分の本音で決めたことなら後悔はしないよ!幸せに向かっていくんだから!
さあ、私なら周りに流されず自分の幸せの道を歩んでいけるはず。
これから、もっともっと幸せになっていこう!! Sより
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