はじめまして、水谷さとみです。
HPを訪れ、ブログを読んでくださってありがとうございます。
あなたにも、この世に生きる誰にでも「生きることがつらい」ときがあります。
私にも生きていることがつらく、毎日「消えたい」と思い悩む日々がありました。
私がお手紙お届け人になろうと思ったのは、そんな過去の自分、特に14歳の自分に今の私からの手紙を渡したい気持ちがあるからかもしれません。
私は中学2年生の半ばから不登校になりました。不登校をした理由はいまだにわかりません。
ただ、繊細で感受性が強く、また完璧主義者で頑固な性格の私には、「学校」という場所が息苦しくて理不尽な場所だと感じていたのです。大人になってからは、その「理不尽さ」を学ぶ場所が学校であったのだと腑におち、専門学校や大学ではやり過ごすことも出来るようになりましたが。
敏感な14歳だった私は、学校に行こうとすると身体や心が鉛のように重くなり、動けなくなるのでした。家に閉じこもるうちに、私は日に日に元気を失くしていきました。みかねた母が、私を遠方のフリースクールへ通ったらどうかと提案してくれました。私の両腕にリストカットの跡が生々しくあったため心配だったのでしょう。自分に合ったフリースクールでの生活も、中学校卒業の時期で終わり、その後は地元の通信制の高校を卒業しました。
高校を卒業後は、百貨店に就職するのですが、わずか半年で閉店(倒産)してしまい、この急な出来事に私は途方に暮れました。
「人生はうまくいかないなあ」
これが私の10代で何度も何度も心の中でつぶやいた一言です。
一人暮らしのアパート、天井の隅の汚いシミを見つめながら・・・
自分の生まれてきたこの世界には、私の居場所などどこにもないような
私という存在が歓迎もされず必要もされず、それなのになぜ生きているのか
未熟なか細い体と心では、とても抱えきれない孤独が襲いかかるのです。
私の10代は、まるで「鳥かごの中の鳥」でした。
自分は何をやってもダメなんだ、無理なんだと諦めて、未知の世界(鳥かごの外)では生きられないと思っていました。
自分の価値や可能性を全く信じていませんでした。
もしかしたら、あなたもかつて、そして今も「鳥かごの中の鳥」ですか?
自分から出ようとせず、誰かが扉を開けてもらおうと待っているのですか?
「鳥かごの中の鳥」だった14歳の私に伝えたいのです。
「鳥かごに誰かに閉じ込められたと思ってる?ううん、扉に鍵なんてかかってないよ。閉じこもるって決めたのはあなたなんだよ。さあ、勇気を出して!あなたは鳥かごから飛び出して幸せになれるよ!あなたはあなたが思っているより素晴らしいんだ」
そんな手紙を私は私へ送りたいのです。
あなたもあなたからの手紙を受け取ってください。
あなた自身が一番あなたの幸せを願っているのです。
さあ、みんなで幸せになりましょう!
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